パチンコの勝敗に大きく影響を及ぼしていたのが、パチンコ台における「釘の配置」でした(*1)。釘と釘の間隔が「狭ければ」鋼球が通りにくく、反対に釘と釘の間隔が「広ければ」鋼球が通りやすいです。パチプロは釘と釘の間隔を確認した上で、パチンコ台を選んでいました(*1)。
新規のパチンコ店はフリーの釘師を雇い、パチンコ台を調整させていました(*1)。1980年代、技量の高い釘師は月100万円を超える収入を得ていました(*1)。場所を選ばず稼げる特性上、釘師は全国各地のパチンコ店を回りました(*1)。
<引用・参考文献>
*1 『裏経済パクリの手口99』(日名子暁、1995年、かんき出版), p165
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