東日本のヤクザ組織– category –
-
弘道会における稲葉地一家の位置
弘道会の有力傘下組織の1つに、稲葉地一家があります。稲葉地一家は、幕末の名古屋で結成された博徒組織です(*1)。稲葉地一家の勢力範囲は名古屋にととまらず、三重県... -
住吉一家の傘下に入らなかった2団体
1次団体「住吉会」は1991年に初めて「直参制度」(1次団体を「上部団体」、2次団体を「下部団体」とする垂直型の組織体制)を導入しました(*1)。 住吉会の前身は「... -
道仁会と幸平一家の関係
道仁会の小林哲治会長と住吉会幸平一家の加藤英幸総長は兄弟関係にあると言われています(*1)。2012年稲川会を脱退して独立団体として活動していた山梨俠友會が、2016... -
松葉会と松葉会関根組の和解の背景
2014年3月松葉会から脱退し結成されたグループ(松葉会関根組)が、今年(2017年)松葉会と和解しました(*1)。和解に至ったものの、松葉会関根組のグループは松葉会に... -
連合型組織形態をとる住吉会の2次団体(親和会と丸唐会)
1次団体・「住吉会」は各2次団体を「傘下組織」として位置づける直参(じきさん)制度をとっていました (*1)。ヤクザ業界における直参とは、トップ(親分)から「直接... -
縄張りの大家と借家人
東京の一等地である銀座、六本木、渋谷は「山口組」2次団体「國粹会」(2005年まで独立団体)の縄張りでした(*1)。しかしその縄張り内では「住吉会」系などの組織が主... -
中京五社会の構成団体の行方
1991年3月、中京地区の地元ヤクザ組織が続々と山口組の傘下に入り、中京地区における山口組支配が強まりました(*1)。結果、中京地区の地元ヤクザ組織で構成されていた... -
札幌の稲川会
稲川会2次団体「越路家一家」は、北海道札幌市に拠点を置き、また博徒組織を源流としていました(*1)。 北海道では、明治以降、テキヤ組織が数多く活動していました(...