1971年1月、福岡県久留米市を拠点とする古賀一家の古賀磯次によって道仁会が結成されました(*1)。結成時の道仁会の組員数は150人 (*1)、または200人(*2)という話があります。初期の道仁会は150~200人規模の組織だったことが推測されます。古賀磯次が地元組織・4団体を集める形で、道仁会を組織しました(*3)。「4団体」の中に古賀磯次率いる古賀一家が含まれるのかは、手元の資料だけでは確認できません。「4団体」の1つに、池田組がありました(*1)。池田組を率いていたのが池田博度伺でした(*1)。池田博度伺にとって、古賀磯次は久留米商業高校の同級生でした(*1)。二人とも久留米商業高校では柔道部に属していました(*1)。池田博度伺は道仁会副会長となりました(*1)。
<引用・参考文献>
*1 『新・ヤクザという生き方』(安田雅企、1998年、宝島社文庫), p135-136
*2 『洋泉社MOOK・ヤクザ・指定24組織の全貌』(有限会社創雄社・実話時代編集部編、2002年、洋泉社), p102
*3 『実話時代』2019年5月号, p36
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