イギリスの東インド会社(活動期間:1600~1858年)(*1)は、1757年プラッシーの戦いの勝利により、インドのベンガル地方における自由通商権等を獲得しました(*2)。また1764年ブクサールの戦いの結果、翌1765年、東インド会社はベンガル、ビハール、オリッサの3地方の「徴税権」をムガール帝国から獲得しました (*2)。以後、三地方の住民は税金を東インド会社に納めることになりました。東インド会社はインドにおける存在感を高めていきました。
1773年アヘン専売権、1797年アヘン製造独占権を東インド会社は獲得しました(*3)。東インド会社はアヘンビジネスにも関与していきました。東インド会社のアヘン製造拠点はベンガル地方でした(*3)。
<引用・参考文献>
*1 『東インド会社 巨大商業資本の盛衰』(浅田實、2017年、講談社現代新書), p19,221
*2 『東インド会社 巨大商業資本の盛衰』, p168-169
*3 『東インド会社 巨大商業資本の盛衰』, p205
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