越路家連合

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 博徒組織「越路家一家」は山口庄吉によって北海道で結成されました(*1)。山口庄吉は1956年3月、小高龍湖の勢力の襲撃により死亡しました(*1)。1956年以降、本郷清が越路家一家二代目を継承しました(*2)。本郷清は1977年、越路家一家と「加藤一家」を合併する形で、「越路家連合」を立ち上げました(*2)。加藤一家は博徒組織で、戦前(1941年以前)から北海道の根室を拠点に活動していました(*3)。越路家連合とは、2つの博徒組織の集合体だったと考えられます。1982年本郷清は死去しました(*1)。

 1985年越路家連合は「稲川会」の傘下入りを決定しました(*2)。その際、越路家連合の組織形態は解消し、越路家一家と加藤一家が別々に、稲川会に入ることになりました(*3)。

<引用・参考文献>

*1 『実話時代』2016年10月号, p110-111

*2 『実話時代』2019年6月号, p25

*3 『BAMBOO MOOK 四代目稲川会 総覧 : 新生「稲川軍団」を率いる最高幹部・直参60人』(ジェイズ・恵文社編、2006年、竹書房),p75

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