世界の合法賭博ビジネスにおいて現在「電子ゲームマシン」(EGM)が主要な資金獲得源となっています(*1)。EGMとは「electronic gaming machine」の略語です。世界のEGMとしては、アメリカの「スロット」、イギリスの「固定オッズ発売端末(FOBT)」などが知られています(*1)。FOBTとは「fixed odds betting terminal」の略語です。またオーストラリアでは「ポーキー」、カナダやヨーロッパでは「ビデオ宝くじ端末(VLT)」、日本では「パチンコ」「パチンコスロット」などがあります(*1)。VLTとは「Video Lottery Terminals」の略語です。日本のパチンコやパチンコスロットも世界的な潮流と軌を一にしていることが分かります。
<引用・参考文献>
*1 『ギャンブリング害-貪欲な業界と政治の欺瞞-』(レベッカ・キャシディ著、甲斐理恵子訳、2021年、ビジネス教育出版社), p146-147
コメント