モーターサイクルと戦争

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 第一次世界大戦(1914~1918年)の戦場においてモーターサイクル(自動二輪車など)は「情報伝達手段」として用いられました(*1)。第一次世界大戦で活用されたこともありモーターサイクルは普及していきました(*1)。また第二次世界大戦(1939~1945年)では小型自動車が代替していった面があったものの、モーターサイクルも戦場で「偵察」及び「情報伝達」の役割を果たしました(*1)。軍人はモーターサイクルに乗って重要書類を前線に運んでいました(*1)。

 20世紀前半モーターサイクルの製造会社が設立されていきました(*1)。ハーレーダビッドソン社が1903年ウィスコンシン州・ミルウォーキーで設立されました(*2)。会社名は3人の創業者「ウィリアム・ハーレー」と「ダビットソン兄弟(アーサーとウォルター)」の名前から来ていました(*2)。ハーレーダビッドソンは第一次世界大戦(1914~1918年)中、国防総省からの発注で、大量のモーターサイクルを製造しました(*1)。

  モーターサイクル普及の背景には戦争があったことが分かります。

<引用・参考文献>

*1 『The Brotherhoods: Inside the Outlaw Motorcycle Clubs』(Arthur Veno,2012,Allen & Unwin), p18-21

*2 『Biker Gangs and Transnational Organized Crime Second Edition』(Thomas Barker,2014,Routledge), p11-12

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