バイカーギャング(もしくはアウトロー・モーターサイクル・クラブス)業界では圧倒的に「白人男性」が主流でした(*1)。人種差別主義者、白人至上主義者もバイカーギャング業界の中にはいました(*1)。白人男性中心のクラブはアフリカ系の人を採用しませんでした(*1)。
トーマス・バーカーが調べたところ、アメリカ合衆国では「ホイールズ・オブ・ソウル」(Wheels of Soul)という多民族系(アフリカ系が多数派)バイカーギャングが活動していました (*2)。トーマス・バーカーが調べたホイールズ・オブ・ソウルのサイト(www.wheelsofsoul.wordpresscom/)によると、ホイールズ・オブ・ソウルは1967年、ペンシルベニア州フィラデルフィア市で結成されました(*2)。
<引用・参考文献>
*1 『Biker Gangs and Transnational Organized Crime Second Edition』(Thomas Barker,2014,Routledge), p125
*2 『Biker Gangs and Transnational Organized Crime Second Edition』, p124
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