2014年6月モンテネグロの税関職員は250kgのコカインを押収しました(*1)。250kgのコカインは、南米エクアドル発アルバニア着の貨物船の中に隠されていました(*1)。該当の貨物船はアルバニアまでバナナを運んでいました(*1)。モンテネグロはアルバニアの北隣に位置しています。つまり250kgのコカインは「エクアドル→アルバニア→モンテネグロ」の経路を辿ってきました。
また2022年11月アルバニアの汚職・組織犯罪対策特別検察庁は430kgのコカインを押収したことを発表しました(*2)。430kgのコカインは、コロンビアからギリシアのピレウスを経由し、モンテネグロのバール(Bar)港で陸揚げされ、最終的にはアルバニアに向かう予定でした (*2)。430kgのコカインは、コロンビアから輸入された肥料の中に隠されていました(*2)。
2件の共通点として、貨物船で運ばれる合法商品の中に大量のコカインを隠ししていたことが挙げられます。
モンテネグロのバール港とアルバニアのドゥラス港は、コカインの密輸拠点として有名です(*2)。
<引用・参考文献>
*1 Balkan Insightサイト「Montenegro Drops Smuggling Charges Over Latest Cocaine Find」(Samir Kajosevic,2022年11月24日)
https://balkaninsight.com/2022/11/24/montenegro-drops-smuggling-charges-over-latest-cocaine-find/
*2 Balkan Insightサイト「Albanian, Montenegrin Authorities Seize 430 kg of Cocaine」(Samir Kajosevic and Fjori Sinoruka,2022年11月25日)
https://balkaninsight.com/2022/11/25/albanian-montenegrin-authorities-seize-430-kg-of-cocaine/
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