双愛会の2次団体が9つあった時代

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 2018年現在の双愛会には、6つの2次団体があります(*1)。寺島一家(市原市)、吉田一家(市原市)、髙寅一家(銚子市)、上金一家(銚子市)、畔田吉清一家(鴨川市)、谷戸一家(横浜市)です(*1)。髙村明五代目会長時代(1992~2007年)の双愛会には、9つの2次団体がありました(*1) (*2)。現在の畔田吉清一家は、畔田一家と吉清一家の2つの組織の合併により誕生した組織です(*1)。髙村明五代目会長時代には、上記団体に加えて植草一家、小松屋一家という2つの組織がありました(*1)。後に植草一家は寺島一家に、小松屋一家は谷戸一家に合併され、また畔田吉清一家の誕生により、双愛会の2次団体は6つに編成されました(*1)。編成時期に関しては、髙村明五代目会長時代(1992~2007年)の間だったのか、塩島正則六代目会長体制以降だったのかは、手元の資料だけでは分かりませんでした。

 髙村明五代目会長時代(1992~2007年)までの双愛会は連合型の組織形態でした(*1)。「1次団体」は各2次団体の上位組織ではありませんでした。髙村明五代目会長の跡を継いだ塩島正則六代目会長は2007年、1次団体の組織形態を垂直型に変更しました(*1) (*3)。各2次団体にとって「1次団体」は上位組織となりました。

<引用・参考文献>

*1 『実話時代』2018年7月号, p28-30

*2 『現代ヤクザ大事典』(実話時代編集部編、2007年、洋泉社), p162-163

*3 『実話時代』2016年8月号, p14-17

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