ギャンブルで当たる確率は低いです。例えば競輪の場合、2車単(1、2着の着順の車番をあてる)は72通りあります(*1)。競輪は9人のレーサーによって行われます。車番③が1着と予想した場合、車番③以外の8人が2着になります。「車番③を1着とする2車単」は8通りです。1着にはレーサー9人全てなれますので、「8×9」の計算式により、72通りとなります。
2連複(1、2着の車番を着順に関係なくあてる)は36通りになります(*1)。2車単の「1/2」です。2連複「③⑥」の1枚車券は、2車単「③→⑥」「⑥→③」の2枚車券に該当するからです。
3連単(1、2、3着の着順の車番をあてる)は504通りです。車番③1着、⑥2着と予想した場合、車番③⑥以外の7人が3着になるので、「車番③1着、⑥2着とする3連単」は7通りになります。「車番③1着とする3連単」は8通りあります。1着にはレーサー9人全てなれますので、「7×8×9」の計算式により、504通りとなります。
3連複(1、2、3着の車番を着順に関係なくあてる)は84通りです。3連単の「1/6」です。3連複「③⑥⑨」の1枚車券は、3車単「③→⑥→⑨」「③→⑨→⑥」「⑥→③→⑨」「⑥→⑨→③」「⑨→③→⑥」「⑨→⑥→③」の6枚車券に該当するからです。
<引用・参考文献>
*1 『よくわかる競輪のすべて』(野呂修次郎、2011年、三恵書房), p45-49
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