賭場荒らし

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 太平洋戦争終了後(1945年以降)、愚連隊は博徒組織の賭場を荒らしました。賭場荒らしとは、賭場を武装襲撃し、賭場にある金を奪い取ることです(*1)。博徒組織は当然、警察当局に頼ることはできず、自力で犯人を捕まえなければなりません。

 畔田吉清一家(双愛会2次団体)三代目総長・森武男(1939年生まれ)は、10代の時、千葉県内で愚連隊として活動していました(*2)。愚連隊時代の森武男は、畔田一家の賭場wを荒らしました(*2)。報復として畔田一家は森武男を捕まえ、重傷に至らせました(*2)。

 畔田一家との一件を機に、森武男は畔田一家に入りました(*2)。1984年畔田一家と吉清一家は合併し、畔田吉清一家が誕生しました(*2)。1991年森武男は畔田吉清一家三代目総長に就任しました(*2)。

 太平洋戦争終了後の横浜においても、愚連隊四天王(出口辰夫、井上喜人、林喜一郎、吉水金吾)の組織が博徒組織の賭場を荒らしました(*1)。

<引用・参考文献>

*1 『ヤクザ伝 裏社会の男たち』(山平重樹、2000年、幻冬舎アウトロー文庫), p287

*2 『ヤクザ伝 裏社会の男たち』, p175-179

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