不動産取引を巡る事件において、「抵当権」という言葉がよく聞かれます。抵当権とは、債権者が債務者に担保を設定する権利のことです(*1)。つまり抵当権者とは、債権者のことを指します(*1)。
住宅ローンで銀行から借金をする個人(債務者)は、担保として住宅(不動産)を、銀行(債権者)に差し出します(*1)。逆にいえば「銀行が住宅に抵当権を設定した」という言い方になります。巷で聞かれる「この住宅は抵当に入っている」とは、銀行が該当住宅を担保にしているという意味です。
債務者が借金を返済できなかった場合、住宅は競売にかけられます(*1)。その場合抵当権者は、他の債権者に比し、優先的に弁済されます(*1)。
<引用・参考文献>
*1 不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)「住宅用語大辞典」の「抵当権」
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