テキヤ業界の三種の神器

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 テキヤ業界の儀式において「三種の神器」と呼ばれるものがあります(*1)。「神農像」「魂」「十三香具虎の巻」の3つです(*1)。神農像とは、神農という中国古代帝王を現した絵の「掛け軸」、“神農黄帝”という文字だけの「掛け軸」の2つを指します(*1)。テキヤ組織以外にも、製薬関係者、特に漢方薬関係者が神農を信仰しています(*2)。魂とは、守り刀のことです(*1)。十三香具虎の巻とは、許可証の役割を果たした書類です(*1)。十三香具虎の巻は偽文書であり、記載内容は歴史的事実ではない可能性が高いです(*2)。テキヤ組織の襲名披露の席において、先代が次期トップに「三種の神器」を譲渡します(*1)。「三種の神器」の所有者が、テキヤ組織のトップだったということが分かります。

<引用・参考文献>

*1 『実話時代』2019年9月号, p87

*2 『テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る』(厚香苗、2014年、光文社新書), p37-42

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