天領や寺社領における博徒組織

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  博徒組織は江戸時代に誕生しました(*1)。文化文政期(1804~1830年)の関東地方には、多くの博徒組織が活動していました(*1)。博徒組織の構成員となったのが、浮浪農民達でした(*1)。浮浪農民とは、元々農村にいましたが、農村を離れた人々でした(*1)。

 1843年以降、江戸幕府の統治能力の低下により、天領(将軍の直轄地)や寺社領が「治外法権状態」に至りました(*2)。天領や寺社領では貧しい農民が博徒になることで、博徒組織の勢力は拡大しました(*2)。天領や寺社領において博徒組織は活動しやすかったことが考えられます。

<引用・参考文献>

*1 『江戸のギャンブル』(有澤真理、2017年、歴史新書、洋泉社), p96-97

*2 『任俠 実録日本俠客伝②』(猪野健治、2000年、双葉文庫), p140

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