丁半は江戸時代から行われていた

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 丁半は、サイコロ2個の出目合計数を「偶数か奇数かの2択」にして予想させる賭博です(*1)。当たる確率は50%です。「ルールのシンプルさ」「当たる確率の高さ」が丁半の特長です。丁半は日本において伝統的な賭博です(*1)。江戸時代の1818年、前橋藩領引間村(現在の高崎市)のある家で「丁半賽博奕」が行われていたところ、前橋藩からの取締りにあったという記録が残っています(*2)。江戸時代から丁半が行われていたことが分かります。

<引用・参考文献>

*1 『賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム』(伊藤拓馬、2015年、立東舎), p16-17

*2 『日本史リブレット49 八州廻りと博徒』(落合延孝、2014年、山川出版社), p49

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