架空の売掛金

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 企業会計において売上高の「水増し」手段の1つとして用いられるのが、「架空の売掛金」です(*1)。売掛金とは、掛取引における「代金の請求権」です。掛取引は、商品取引日の後日に支払いがなされる決済方法です。掛取引の長所は、企業に現金が足りない場合でも、取引が実行されることです。売掛金の増加は、売上高の増加にもなります。架空の売掛金を作ることで、売上高が水増しされるのです。

<引用・参考文献>

*1 『財務3表実践活用法』(國貞克則、2020年、朝日新書), p142-143

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