ハシシ

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 ハシシとは、ペースト状のマリファナ(THC5%以上含む大麻)のことです(*1)。ハシシは喫煙により摂取されます(*1)。ハシシの別名として「ハッシュ」「チャラス」「チョコ」があります(*2)。

 一方、「マリファナ」と呼ばれるものは、大麻の「花穂や葉を乾燥させたもの」を指します(*2)。同じ物質(THC5%以上含む大麻)でも、乾燥状態なら「マリファナ」、ペースト状なら「ハシシ」と、形態によって呼び名が異なります。

 ハシシはアメリカよりヨーロッパで需要があります(*1)。アメリカの場合、北米におけるマリファナ生産が盛況なことから(*3)、ハシシよりもマリファナの供給量が多いと考えられます。

 ヨーロッパではオランダの都市・アムステルダムで毎年一回「カンナビスカップ」というイベントが開催されています(*4)。「カンナビスカップ」では、大麻の銘柄が競われています(*4)。アムステルダムは「嗜好用大麻販売」を合法化しています(*3)。

 日本でも1990年代東京の上野にてイラン系の売人が1gにつき数千円の価格帯でハシシを販売していました(*5)。2000年代日本のハシシの小売価格(末端価格)は1gにつき8,000円以上で、マリファナの小売価格は1gにつき4,000円以上で(*4)。2000年代の日本においてハシシの供給量は少なかった模様です(*4)。

<引用・参考文献>

*1 『[日経BPムック]ナショナル ジオグラフィック 別冊  マリファナ 世界の大麻最新事情』(2020年、日経ナショナル ジオグラフィック社), p9

*2 『マトリ 厚労省麻薬取締官』(瀬戸晴海、2020年、新潮新書), p8

*3 『週刊エコノミスト』2017年6月6日号「カナダで嗜好用の大麻合法化へ 北米が大麻産業の集積地に」(佐藤哲彦), p93-94

*4 『裏社会 噂の真相』(中野ジロー、2012年、彩図社), p213-214

*5 『中国「黒社会」の掟-チャイナマフィア』(溝口敦、2006年、講談社+α文庫), p118 

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