偽造クレジットカード

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 1990年代「偽造クレジットカード」が流行りました。偽造クレジットカードに関与していた店は、利用客がクレジットカードを使用した際、客の名前やカード番号を窃取しました(*1)。店側は窃取情報を偽造クレジットカード業者に提供、偽造クレジットカード業者は提供された情報を基に偽装クレジットカードを作成しました(*1)。香港では約12時間で偽造クレジットカードが作成されたようです(12時間は「情報が盗まれてから作成するまでの時間」を指すと考えられます)(*1)。

 偽造クレジットカードで違法収益を得る組織は、偽装カードで買い物し(後に購入品を転売)、またはキャッシングにより収益を得ていました(*1)。被害者は情報を窃取されたクレジットカードの所有者で、後日届く請求書にて被害に気づきました。

<引用・参考文献>

*1 『中国「黒社会」の掟-チャイナマフィア』(溝口敦、2006年、講談社+α文庫), p273-274

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