「違法薬物」と「果実及び野菜市場」

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 2000年代前半ロシア連邦首都・モスクワ市の違法薬物市場において、ヒクメット・ムフタロフ(ラテン文字転写:Hikmet Mukhtarov)、チンギズ・アフンドフ(ラテン文字転写:Chingiz Ahundov)の2人は重要人物でした(*1)。ヒクメット・ムフタロフ、チンギズ・アフンドフはモスクワ市の果物、野菜市場を牛耳っていました(*1)。1991年以降、特にコーカサス系組織がモスクワ市の果物、野菜市場に食い込もうとしており、市場の支配を巡り定期的に争いが繰り広げられてきました(*1)。果物及び野菜市場は「違法薬物及び偽造品等の流通拠点」の役割も担えると、裏社会の者達は考えていました(*1)。

<引用・参考文献>

*1 『The Vory: Russia’s Super Mafia』(Mark Galeotti,2018, Yale University Press), p224

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