カナダの規制薬物及び物質法

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 カナダでは規制薬物及び物質法(Controlled Drugs and Substances Act)が覚醒剤(メタンフェタミンとアンフェタミン)を規制しています(*1)。メタンフェタミン(Methamphetamine)、アンフェタミン(Amphetamines)ともに、規制薬物及び物質法のスケジュールⅠに分類されています(*1)。ちなみに同法スケジュールⅠにはコカイン、フェンタニル等も分類されています(*1)。

 規制薬物及び物質法は、覚醒剤の所持、取得、取引(販売、譲渡等)、輸出入、製造を禁止しています(*2) (*3)。禁止行為の該当者は処罰対象となります(*2) (*3)。所持、取得の場合、処罰内容は7年以下の懲役です(*2)。ただし所持の初犯は、1,000ドル以下の罰金もしくは6カ月以下の懲役、またはその両方が処罰内容となります(*2)。一方、取引、輸出入、製造の場合、該当者は終身刑になる可能性があります(*2) (*3)。

 規制薬物及び物質法は1996年6月20日に制定されました(*2)。規制薬物及び物質法の制定により、麻薬取締法(Narcotic Control Act)が廃止されました(*2)。

 ちなみに日本では覚醒剤取締法(1951年制定)が覚醒剤を規制しています(*4)。

<引用・参考文献>

*1 https://laws-lois.justice.gc.ca/eng/acts/C-38.8/page-9.html#h-95315

*2 https://laws-lois.justice.gc.ca/eng/acts/C-38.8/page-1.html#h-94405

*3 https://laws-lois.justice.gc.ca/eng/acts/C-38.8/page-2.html#docCont

*4 『薬物とセックス』(溝口敦、2016年、新潮新書),p86-87

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